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さて、「今日の一言メモ」第47回です。
対人関係のポイントは、自分の課題と他人の課題を明確に切り分けること
人には、他人に構って欲しいという本能的な欲求があると思います。それは、自分の生き方を決める時の判断に関わって欲しい、という気持ちに繋がるものかもしれません。
でも、それが行き過ぎると、自分の生き方を他人に委ねることになりかねません。それでは他人の人生を生きることになってしまいます。
自分がどう生きるか、それは自分の課題に他なりません。また、他人がどう生きるかは、その人の課題であり、節度ある援助はOKですが過度な介入は避けるべきでしょう。
承認欲求とどう折り合うか
また、他人に認めて欲しいという本能的な欲求は「承認欲求」と呼ばれています。他の人に褒められたい、認められたいという気持ちは、万人が持っていることでしょう。
それは反面、人から批判されたり、蔑まれたり、嫌われたりする行動を意識的にも無意識にも回避することになりがちです。
子どもであれば一番身近な親に嫌われたくないと思うでしょうし、大人になっても近所の目を気にするなど、いわゆる世間体を気にすることは大いにあります。
他人にどう思われているか気にしすぎて、結局、その他人の目が自分を縛り付ける鎖になってしまうのです。
であれば、その鎖を断ち切る必要があります。自分の周囲に10人の人がいたとして、自分がどんなに努力しても、10人全員に認められ褒められることなど、きっと不可能でしょう。
どだい不可能なのであれば、人からどう思われようと我が道を往くのだ、という割り切りをもって、自分を縛る鎖を断ち切ることができるのではないでしょうか。
スティーブ・ジョブズの言葉を思い出そう
自分の課題と他人の課題を明確に分けられない時、承認欲求の呪縛から逃れられない時、そんな時はスティーブ・ジョブズの次の言葉を思い出してみてはどうでしょう。
毎朝鏡に向かって
「もし今日が人生最後の日ならば、
今日するつもりでいることを
本当に行うだろうか?」
と自問してきました。
そして「ノー」という答えが
何日も続くようならば、
何かを変えるべき時が来ているのです。
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さて、今日はここまでにしましょう。
ではまた!
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(2019.2.24記)